色っぽい話

あけましておめでとうございます。菅長です。本年もよろしくお願いします。

さて、本日(1月6日)は、色(1=い、6=ろ)の日です。

ここで質問です。虹は何色だと思いますか。

多くの日本人は、 赤、橙、黄、緑、青、 藍、 紫の7色と答えます。でも、虹の色って文化(国)によっては異なるんです。例えばアメリカやイギリスでは6色(赤、橙、黄、緑、青、紫)、ロシアなどでは4色(赤、黄、緑、黒)とされているそうです。文化(国)によっては8色以上と答えるところもあるようです。おもしろいですよね。

人間は100万色以上を見分けることができるそうですが、昔の日本では、名前がついた色は赤、青、白、黒の4色だけだったとされています。赤い、青い、白い、黒い、という言葉はありますが、緑い、紫いのような言葉がないことが根拠のひとつだそうです。文化として、青と緑や紫などを区別したり、赤と紅や橙などを区別することがなかったんでしょうね。

現代では赤っぽい色の中にも紅色や朱色などを分けて名前がつけられています。個人的な絵なんかだと赤のつもりで紅色を使っても問題ないです。でも、注文家具なんかだと、お客さんが思う茶色と、お店の人が思う茶色が違うことは当然にあるため、商品が届いてから「注文した茶色と違う!」なんて問題が起こりかねません。このようなことが無いように日本工業規格(JIS)では、日本の慣用色として269色を規定しています。各色をRGB値やマンセル値で管理することによって、お客さんが思う色とお店の人が思う色を一致させることができます。

ちなみに僕の勝負パンツは赤色(#BF1E33)です^^

JIS慣用色名
JIS慣用色名 - Wikipedia
マンセル表色系
マンセル表色系 - Wikipedia

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