こんにちは、菅長です。
今日は天皇誕生日で祝日なので、お休みの方も多いかと思います。
令和になってまだ5年なので2月23日が祝日なことに慣れないですね。
さて、天皇誕生日ということで天皇陛下について調べたところ、面白いこと
を二つ発見しました。
その1)姓について
なんと、天皇には姓や苗字がないんです。
「姓」は天皇から与えられるものであり、「苗字」は血族等に由来する家の
名前だったりするからです。
姓を与える側、万世一系、唯一無二の存在である天皇には姓や苗字なのは当たり前なんですね。
言われてみれば確かにそうなんですけど、すごいことですよね。
その2)陛下について
天皇という一番やんごとない人に、「下」という敬称がつくことが不思議ですよね?
一般的に「下」って程度・価値・等級・序列等が低いことを意味するからです。
調べたところ、陛下の「陛(きざはし)」とは宮殿の階段のことだそうです。
だったら「陛上」じゃないのかななんて思いますよね。
なぜ陛下となったかというと、天皇は直接お会いできるようなものではないので、
天皇に上奏(天皇に意見・事情等を申し上げること)する際は、天皇がいらっしゃる
場所に繋がる階段の下にいる侍衛にその内容を告げたことに由来するそうです。
天皇は誕生日を祝日にしてしまうくらいすごい存在ですね。
階段の話題をだしたついでに、、、
不動産を扱っていると広々とした階段、急な階段、狭い階段等様々な階段に出会います。
階段を安全に上り下りできるように建築基準法施行令では、
階段の一段の高さ(蹴上げ)、奥行(踏面)、横幅まで細かく決められています。
でも、建築基準法施行令では決められていないことがあります。
それは、上り階段の数と、下り階段の数です。
みなさんは日本全国の上りの階段と下りの階段は、どちらが多いと思いますか^^