2023年の姫路は11月に入って蜂が大量発生!?専門家に対策を聞いてみた。

こんにちは。松尾商会の政綱(まさつな)です。

先日から弊社管理物件で蜂の大量発生の報告が相次いでます。

巣があると聞いて急行して確認するとアシナガバチが10匹以上飛び回ってました。

現地を1時間ほど見て回ったのですが、どこにも巣がなく

巣と聞いていたものも脚立を使って確認したら影でした。

スズメバチと違って襲う確率の低いアシナガバチとは言え

弊社管理の商業施設のため、1匹1匹駆除を行うとお客様が刺される可能性があり

原因を発見しないと迂闊に手が出せません。

その後も日を改めて2度にわたって2時間(計3時間)探したのですが見つからず…

で蜂の駆除の専門業者さんに巣を見つけて駆除できないかと相談してみました。

蜂駆除業者さん「この時期のアシナガバチは基本巣を持たないんですよ。」

政綱「え、そうなんですか!?」

蜂駆除業者さん「今年は、お問い合わせが相次いでますが、10件~20件に1件あるかないかですね。」

政綱「ではこの蜂はどこに住んでるんですか?」

蜂駆除業者さん「本来冬越しで冬眠のシーズンなので小さな隙間から各家庭の屋根などに入り、冬眠してるんです。集まってきているだけでこの施設に全ているわけではありませんね。今年は暖かいから春と勘違いして出てきてます…」

政綱「では、この場合駆除はどうするんでしょう?」

蜂駆除業者さん「1匹1匹駆除するしかありませんね…ただその場にいるものしか駆除できないので翌日には元通りがあり得ますね…ここは商業施設なので駆除するなら日中にしなければなりませんし、アシナガバチは刺しにくいとは言え、万一に備えて封鎖しての対応になると思うので現実的ではないですね…」

封鎖は各店舗に告知文を事前に出してやるので用意に日数がかかり難しいので

他の対策を聞きました。

蜂駆除専門家に聞いた蜂対策

①朝誰もいない時間に市販の殺虫スプレーを撒く

市販の殺虫剤でも忌避効果はあるようなので

朝のうちに軒下などの寄ってきて欲しくない場所など撒いておくと巣が作られにくいそうです。

②隙間を可能な限りでなくす。

冬越しの際は隙間から屋根裏などに入り込むので可能な限り、隙間を塞ぐと良いようです。

③蜂の好む植物を除去する。

蜂の好みやすい植物があるのを教えてもらいました。

代表的なものは雑草はの一つはヤブガラシというそうです。

こちらが生えていたらすぐに抜くことを勧めるということでした。

種類問わず蜂が好むそうです。

ヤブガラシについて

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

他にも植栽でよく使われているベニカナメモチも蜂が近くに寄って来やすいそうです。

こちらは僕の実家の前にありますが、確かに蜂は多く寄ってきて巣を作っていた印象です。

植栽で綺麗で除去は難しいかと思うので巣が出来てないかを確認したり、忌避成分があり、植物に影響のない薬等を使用したり、寄ってきた蜂の駆除をした方が良いとのことでした。

今年に関しては、20度を下回れば自然と居なくなるとのことなので

コツコツお客様が居ないタイミングで1匹ずつ各個撃破するしかありません。

申し訳ないのですが、常駐するわけにもいかないので

一部店舗様に駆除のご協力頂いてます。

他にも非常に詳しく対策等を聞けたので来年の物件管理に生かしたいと思います。

最後にスズメバチは大変危険で近隣住民の方にも被害をもたらすことがあるので

専門の駆除業者さんを手配することをお勧めいたします。

特に空き家を放置していると巣が大きくなりやすいので

普段見に行くことが出来ない空き家には注意が必要です。

松尾商会では、空き家の管理・賃貸活用・売却等のご提案が出来ますので

お気軽にご相談下さい。

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